三日坊主の原因を振り返ることが習慣化への近道

こんにちは、コンドウ です。

「三日坊主」と聞いた瞬間、過去に自分がすぐに諦めてしまったことへの後悔や「三日坊主」を繰り返す自分への自己嫌悪感なんかをどんどん思い出してしまう人が多いんじゃないかなと思うんです・・。

でも、それは「三日坊主」になった経験の活かし方を知らないから「また、やってしまった〜」って落ち込むだけなんですよね。

「三日坊主」になるくらいなら、行動しない方がマシでしょうか?

「三日坊主」になってしまってからが習慣化挑戦の本番です!

この記事では三日坊主に対するマイナスなイメージを払拭して、「三日坊主」から習慣化の原石を見つけ出すための方法をお伝えしていきます!

最初に「三日坊主になってしまった行動」に対してやるべきこととは・・・

三日坊主になったタイミングで、その原因を考えてみること

いわゆる振り返りというやつですね!

ただなんとな〜くやめてしまったのなら、それはそもそもやりたかったこと、実現したかったこと未満の行動なので、そのままほっとけば全然OKです!

そうではなくて「本気で継続したかったのに!」という場合には、その行動をやめてしまった原因がちゃんとあるはずですから、丁寧に振り返ってみましょう。

「三日坊主になった原因」を振り返る際にポイントとなる項目は

  1. その行動を実践&継続するための 動機付けの有無
  2. その行動を実践&継続するための 環境の有無
  3. その行動を実践&継続するための 能力・スキルの有無

この3点となります。

三日坊主の原因)振り返りポイント ①動機付けの有無

「動機付け」とはよく聞くモチベーションのことで、わかりやすくブレのない動機付けがあれば、その行動を維持・継続することができます。

具体的な動機付けとは

  • 自分の内側から湧き上がってくる強い「興味」「関心」「好奇心」
  • 他者からの「強制」「罰」「報酬」など

で、これらによって目標達成に向けて突き動かされるんです。

  • 逆に「テンション」「やる気」「勢い」「熱量」

といった感情や意欲にもとづく行動は始めたタイミングがピークで、すぐに右肩下がりになる可能性が高いので、あまり信用しない方がいいんですよね。

ここで【自分への質問】です。

「三日坊主」になってしまった行動には、ちゃんとした動機付けがありました?

それはご自身にとってどれくらいの影響力をもつ動機付けだったでしょうか?

三日坊主の原因)振り返りポイント ②環境の有無

続いて環境の有無とは「時間と環境」の有り無しを指していて、行動をするための時間が実際に確保ができていたのか、邪魔されない人間関係に恵まれていたかどうかという点です。

例えば、時間が「三日坊主」の原因となる場合

  • 毎日忙しくて時間がない
  • 時間さえ作れればなんとかなるのに
  • 思ったよりも行動することに時間がかかる

あたりが多いのですが、出てきた問題点がクリアできないと当然ながら行動し続けるのは難しい訳です。

例えば、1日に5分でいいから絶対に自分の目標達成のために時間を毎日作る

こんな感じで「これならさすがにできそう!」って思える時間設定から始めるのが効果的です。

次に人間関係というのは、家族、恋人、友だち、会社の上司、同期、誰かに反対されたとか否定的なことを言われた=ドリームキラー(夢や目標達成を邪魔する人)の存在が原因で心が折れてしまいテンションが下がってしまう場合です。

「ドリームキラー」との接し方で困るのは、悪意なく心からの善意で「それは向いてないよ」「できる訳がない」「もっと現実を見た方が」と本気でアドバイスをしてくれる人が含まれていることです。

善意からの否定的なアドバイスを真正面から受け止めてしまうと、さっきまであった強い気持ちや行動する意欲が簡単に奪われてしまいますので。

対応策としては

  • 「ドリームキラー」の話には耳を傾けない
  • 「ドリームキラー」のいない環境に自分が移る

このどちらかを実践することで、行動の邪魔をされない環境を手に入れることができます。

また、少し視点を変えて

  • 最初から誰にもやりたいことや目標の具体的な話をしない
  • 「ドリームキラー」の上をいく熱量の「サポーター」を見つけておく

こういうのもアリだと思います!

またまた【自分への質問】です。

実際に行動するための時間は本当に確保できていましたか?

実は、身近な人の存在が行動の大きな壁になっていませんでしたか?

三日坊主原因)の振り返りポイント ③能力・スキルの有無

能力・スキルの有無とは、やりたかった行動の内容が自分にとって背伸びしてしまっていたとか、自分でハードルを上げ過ぎて単純に続けられなかったってことです。

ここでの能力・スキルとはそれぞれ

  • 能力:生まれつき持っている力
  • スキル:訓練によって得られる技術

こんな感じでシンプルに考えてください。

自身の能力とスキルと照らし合わせてみて、背伸び分を身の丈にあった行動目標に、高すぎたハードルを適正なものに修正してあげるだけで解決です。

例えば、ダイエットが「三日坊主」になった場合

  • 能力:満腹になりにくい
  • スキル:大食い

とすると、食べずに痩せるのではなく筋肉量を増やして太りにくい体質を目指す方が現実的ですし、体にとっても体重を減らすよりも脂肪率を下げた方が健康的ですよね。

もちろん、運動嫌いとか別の課題も絡んできますけど、視点の変え方としてはこんなイメージです。

あとは、なるべく早く新しい目標に向けて行動を起こすのみ!

最後の【自分への質問】です。

「三日坊主」の原因はご自身の生まれ持った能力に関係ありますか?

「三日坊主」の原因はご自身で訓練して身につけたスキルに関係ありますか?

まとめ 三日坊主の原因を知るための6つの質問

三日坊主になってしまった時は、ご自身に対して以下の6つの質問をしてみてください。

  1. 「三日坊主」になってしまった行動には、ちゃんとした動機付けがありました?
  2. それはご自身にとってどれくらいの影響力をもつ動機付けだったでしょうか?
  3. 実際に行動するための時間は本当に確保できていましたか?
  4. 実は、身近な人が行動の大きな壁になっていませんか?
  5. 「三日坊主」の原因は自分の能力に関係ありますか?
  6. 「三日坊主」の原因は自分のスキルに関係ありますか?

最後に、自分に対して質問をする際に気をつけて欲しいことがあります。

それは「自分に厳しく質問をしないこと」です。

「三日坊主」になった時ってどうしても自分に対してマイナスな言葉をかけがちです。

「なんで!」「いつもいつも!」「情けない!」「恥ずかしい!」とか。

でも、人って否定されてけなされるよりも、褒められて認められて伸びる人の方が圧倒的に多い訳ですから、自分自身にだってやさしく丁寧に質問をしてあげる方が答えやすいですよね。

という訳で、上記の通りの文言でご自身に問いかけてください。

その後は、出てきた「三日坊主」の原因を修正して、すぐに行動してみてください。

今度は「七日坊主」くらいまでは簡単に続くはずですから。

そうなればこっちのもの!あとは同じことを繰り返して継続するだけです!