こんにちは、コンドウです。
誰でもそうですが、できることなら三日坊主になりたくありません。
三日坊主になると過去の嫌な思い出がよみがえるし、自分に対するネガティブな感情しか出てこないからです。
その結果、三日坊主になりたくなさすぎて、何かにチャレンジすることが怖くなってしまうというもったいない状態になってしまった人を数多く見てきました。
三日坊主の呪縛から逃れる方法についてはこちらに詳しく書いています。
そこで、今回はそんな三日坊主地獄からの脱出をあきらめた人に絶対に試してほしい応急処置をお伝えします。それは
- トイレ掃除
- 適当
- 自画自賛
の3点セットです。
あくまで応急処置なので、これを試したうえでさらに脱三日坊主にじっくりと取り組む必要はあります。
でも、そのコツやきっかけづくりにはなりますので、ご安心ください。
三日坊主が治らないときの応急処置
トイレ掃除
いきなりトイレ掃除と言われてガッカリされたと思います、そりゃそうですよね‥。
- 子供の頃トイレ掃除中にスベッてコケてトラウマになっている
- キレイなトイレが気持ちいいのはわかっているけど掃除はちょっと
- 年末の大掃除でちゃんとやってるから大丈夫!
など、トイレ掃除なんてやりたくない理由はいくらでもあると思いますが、応急処置のひとつ目は「トイレ掃除」なのでご了承ください。
トイレの神様がいるかいないか、風水的に〜みたいな話はちょっと横に置かせてもらいますが
著名人がトイレ掃除を大切にしていたり、経営者自身が実践することで業績が回復したり、社員研修で導入している有名企業があるなど
トイレ掃除の効果についての実例を見聞きされたことがあるかもしれません。
肝心の三日坊主を治すために、なぜトイレ掃除が効果的かというと
●やりたくないことを自発的にやる
●結果が一瞬で出る
●継続しやすい
からなんです。
今からトイレ掃除をするご自身をイメージしつつ、続きを読んでほしいのですが
●やりたくないことを自発的にやる
→ダイエット、ランニング、資格試験の勉強などの本命の行動(自分がやりたいことをやる)とトイレ掃除とは真逆のように思えますが、変化を嫌い現状維持を好む【脳】的には同じやりたくないこととして扱います。
だからこそ、トイレ掃除を続けられれば大きな成功体験として【脳】に刻まれ、今後本命の行動をするときの自信になります。
●結果が一瞬で出る
→トイレの嫌なニオイがしなくなって黒ずみや汚れが真っ白ピカピカに!とまでは1回の掃除では無理かもしれませんが、やった結果をすぐに実感できるのでポジティブな感情を行動の直後に味わうことができます。
●継続しやすい
→毎日生活している自宅であれば、トイレを3日に1回しか使わないなんて人はいませんよね。
「トイレに行く」という習慣(自動化された行動)にトイレ掃除をくっつけることは、新しいことを始めるよりも比較にないくらい継続しやすい好条件となります。
さらに昨日やった掃除の箇所がそのままキレイだとうれしいし、汚れていると悲しくなります。
ご家族に汚されてテンションが下がるのはトイレ掃除あるあるですが、自分で掃除をしたキレイなトイレの気持ちよさを知ってしまうと、それを維持するために今日も掃除をやるように【脳】が働きかけてくるようになります。
これが習慣への流れです。
適当
例えば職場の人に突然「〇〇さんって適当な人だから」と言われたら嫌な気分になりますよね?
わざわざ書く必要はないかもしれませんが、適当の意味は
1 ある条件・目的・要求などに、うまくあてはまること。かなっていること。ふさわしいこと。また、そのさま。
2程度などが、ほどよいこと。また、そのさま。
3 やり方などが、いいかげんであること。また、そのさま。悪い意味で用いられる。
引用元:コトバンク 適当
と、いい意味、悪い意味の両方あります。
応急処置のふたつ目としては、もちろんいい意味での「適当」を指します。
「(ちょうど)いい加減」と置き換えることもできます。
完璧は全く求めません。というか完璧主義は三日坊主になる最大の原因です。
完璧主義を筆頭に、三日坊主になる人の特徴についてこちらにまとめています。
「適当」をトイレ掃除に当てはめると
完璧:トイレ全部の隅々までをキレイに掃除しないと終われない
適当:今日やると決めた箇所だけ(床、便座、棚、便器・・どこでもお好きなところ)を掃除する
という違いになります。
もっと「適当」に自由度を持たせて、床の前半分とか便座の裏だけでも全然OKです。
あと「適当」を徹底する際のポイントとして
- トイレ掃除をもうしたくないと思うほど真剣にやらなこと
- 毎日抵抗なく始められる範囲・時間・労力以上のことをしようとしない
- のびしろならぬ「やりしろ」を毎回残しておく
これらを守って、自分にとってのちょうど「いい加減」でトイレ掃除に取り組んでみてください。
慣れてくると自然に掃除の範囲が広くなり時間が長くなってきますが、全然苦痛に感じなくなりますので。
自画自賛
応急処置の最後は自画自賛することです。実はこれが一番重要です。
一般的に日本人はほめることに慣れていなくて、さらにほめられることはもっと苦手です。
「謙遜こそ美徳」の精神が刷り込まれてしまっているので、自分をほめることにめちゃくちゃ抵抗感があるんですよね〜。
だからこそ、トイレ掃除を30秒だけやったら思いっきり自分をほめるようにしてください。
心のなかでも言葉にしても「いいね」でもセルフハグでもやり方はなんでもOKです。
ただ、恥ずかしがらずに全力で自分をほめ倒してください。
そうすると、脳内ではドーパミンやセロトニンといったやる気や幸福感につながるホルモンが出てくることで、【脳】がトイレ掃除を面倒なことではなく自動化するべき行動と認識するようになります。
先ほども書きましたが、脳を味方につければもう安心です。
あとはトイレ掃除を習慣にできた「感覚」を自分のなかで「習慣の型」まで磨き上げられれば最高です!
おまけ
ちなみに、毎日僕がやり続けている掃除三種は
です。
もちろん、どこも全力で掃除なんかしません。
最低限やることとして、トイレはどこか一箇所拭く、玄関は靴ゼロ、洗面所は鏡を拭くというルールは決めていますが、それ以上どこまでやるかは日によって気分によって汚れ具合によって変わります。
しかも
体調が悪いときは一切やりません(そんな元気はないので)
翌日にその分も合わせてやることもしません。
これはトイレ掃除に限らず、三日坊主を治すのに大切な考え方のひとつですが
毎日続けないと三日坊主になる。習慣にできない。
というのは間違いです。
その行動に取り組む 強い動機 を上回る やめる理由 が出てこない限り、毎日やろうが週1だろうが習慣にできますので、自分のペースでコツコツとの方を大切にしてくださいね!