こんにちは、コンドウです。
三日坊主になってしまったとき
- 「頑張ろうという気持ちがないから〇〇が続かないんでしょ!」
- 「気合いと根性があれば絶対に続けられるだろ〜!」
などと子供の頃から親や先生に、大人になっても先輩や上司から言われ続けて自信をなくした人は多いのではないでしょうか。
その結果「三日坊主恐怖症」になって、行動すること自体をあきらめてしまう・・・。
でも、声を大にして言いたいのは、「三日坊主になること」に罪はないんですよね。
逆に三日坊主には無限のチャンスが隠れているくらいなので!
三日坊主がなぜチャンスなのか、詳しくはこちらを読んでみてください。
三日坊主に限らず物事が続かないといつも「根性が足りん!」みたいな精神論で片付けられがちですが、少し想像してみてほしいんです。
これまでの人生において気合いや根性といった感情のおかげで習慣にできたことってほとんどないはずです。
なぜなら、感情を支配しているのは「脳」なので、いくらやる気に満ちあふれていても「脳」にとってそれが受け入れたくない変化につながる行動なら、やらないようにできないように強制的に誘導されてしまうからです。
では、「脳」に嫌がられないように自分のやりたい行動をねじ込んで、さらに習慣にしてしまうにはどうすればいいかというと
自分の時間に対して少しずつ細工をすることです!
具体的な三日坊主にならないための自分の時間の作り方とは
自分の1日の時間割を書き出す
「融通がきく時間割」と「そうでない時間割」に分ける
「融通がきく時間割」を分割して新しい時間割を組み込む
この3点を実践することで習慣化達成の確率が急上昇します。
自分の1日の時間割を書き出す
こんなイメージ・・昔から馴染みのあるあの時間割です。
まずは、朝起きて〜夜寝るまでの自分自身の行動パターンを時間割に書き出します。
1日ごとに書ける人は1日ごとで、それがむずかしければ平日と休日に分けて、1週間分を書いていきます。
ポイントは1つ
時間割のスタートを起床時間ではなく就寝時間からにする(見え方として日付が変わるのが嫌な人はスルーで大丈夫です)
なぜ就寝時間からの書き始めをオススメするかというと、今後いろいろな習慣化に取り組んでいくときに「朝型」になっておく方がなにかとお得だから!
「融通がきく時間割」と「そうでない時間割」に分ける
この作業では、そのコマの中身が「変えられるか変えられないか」だけで割り振りをおこないます。
ポイントは1つ
食事と睡眠の時間は絶対に削らない
これは言うまでもなく、人間は人である前に動物なので、楽しく食べてしっかりと寝ることが心身ともに健康でいるための必須条件だからです。
特に睡眠時間は簡単に減らすことが可能なため、「都合のいいコマ」として扱いたくなりますが、そこは強い意志を持って自分に必要な睡眠時間を確保してください。
寝不足になると脳が酔っ払っている状態と同じになるそうです・・・こわいですよね。
例えば厚生労働省のサイトだと睡眠と生活習慣病との深い関係についてをはじめ、睡眠に関する情報がまとめられていますので、これを機会に睡眠関連の情報収集をしてみるのもおもしろいと思います。
「融通がきく時間割」を分割して新しい時間割を組み込む
2の作業で見つけた「融通がきく時間割」のコマに新しいコマを入れます。
平日は経理の仕事をしていて、どうしても取りたい資格の勉強時間が確保したい人がいます。「融通がきく時間割」で思いつくのは【ランチタイムの1時間】ですよね
毎日の外食時に発生していた【移動時間】+【食後のコーヒー】を新しいコマに変えます。
「外食しないとストレス解消できないよ〜」って思われるかもしれませんが、資格の勉強には終わりがない訳ではないので、そこはどっちを選ぶ方が自分の人生にプラスかを考えれば迷いようがないですよね〜。
まとめ
最後に想像してみてください・・・
あなたが毎日21時から30分間〇〇をするぞ!って心に誓ったとします。
仕事が終わらず、帰宅したのが20:50
「先に晩ごはんを食べる?」「いや食べながら勉強?」「勉強の後に晩ごはん?」
「めちゃくちゃ仕事頑張ったから今日1日だけ映画観ながら寝落ちしてもいいよね?」
こんな風に、実際に流れている時間割の中にうまく新しいコマを組み込まないと、その行動を起こすまでの選択肢が多すぎる毎日が待っています。
すぐに嫌になって三日坊主になってしまう気がしませんか・・・
これまで日々の時間割を意識したことがなくても、実際に書き出してみると思ったよりも簡単に時間割が完成します。ザックリしていても全然大丈夫です!
自分の1日の時間割を書き出す
「融通がきく時間割」と「そうでない時間割」に分ける
「融通がきく時間割」を分割して新しい時間割を組み込む
この流れで決まった新しい時間割のすごいところは、習慣化に失敗する確率がググッと下がっていることです。
なぜなら
すでに習慣化している行動のなかに新しい行動をプラスしているから
まずは簡単なこと(仕事や人生の目標に関係なくてもOK)から、自分の時間割に組み込んでみてください!