三日坊主になる目標の書き方/三日坊主にならない書き方の違い

こんにちは、コンドウです。

では、今回はこちらです!

「三日坊主」になるかどうかはいつわかりますか?

あなたがやりたいことや目標を書き出した瞬間に結果がわかってしまいます。

あまり「瞬間」を強調しすぎると怪しい感じになってしまいますが、これは本当の話です。

「〇〇という行動を習慣にしたい!」「〇〇の達成を目標に頑張る!」と考えた時、最初にスマホのメモや手帳に必ず具体的な内容を書きますよね。

実は、三日坊主を繰り返す人は、無意識のうちに「三日坊主」を招く書き方をしてしまっているんです!

では、「三日坊主」の代名詞:ダイエットを例として、習慣化や目標達成に失敗する書き方の例を挙げていきます。

  1. 「太らない体を手に入れる!」
  2. 「あの服を着るために死ぬ気でやせる!」
  3. 「やせるために、絶対に・死ぬ気・徹底的に/頑張る・努力する・心がける!」

と3つ書いてみました。

「この書き方のどこかだめなの?」ってなった人はぜひ読み進めてもらえればと思います。

①三日坊主になる目標の書き方→否定形を使う

「太らない体を手に入れる!」とか「20時以降は間食をしない!」とか、よく目にするダイエットの目標ですが、この目標の書き方には致命的な問題があります。

それは

「否定形」で書くこと
何かを考えないようにするほど、頭から離れなくなるから 
参考:皮肉過程理論(Weblio辞書)

  • 「炭水化物は一切食べない」と強く意識するほど、パンやラーメン、チャーハンが食べたくなる
  • 「ゴロゴロしながらYouTubeは観ない!」と心に誓っていたのに
  • 「(間食をしたくなるから)夜更かしはしない」って・・・

「〇〇ないって決めたのに、全然ダメだ・・・」という経験は誰でもあるはずです。

こういう場合の対処法として

否定形を含まずに、肯定的な行動をイメージして書くこと

がとても大切です。

  • 「太らない体を手に入れる!」ではなくて「憧れの〇〇さんのような体になる!」
  • 「炭水化物は一切食べない!」ではなくて「美味しいお肉を食べて脂肪をエネルギーに変える!」
  • 「ゴロゴロしながらYouTubeは観ない」ではなくて「椅子に座って好きな小説を読む!」

こんな感じで否定形→肯定形に置き換えるだけで、三日坊主率がグッと下がります。

②三日坊主になる目標の書き方→数字がない

「あの服を着るために死ぬ気でやせる!」

一瞬、やる気や気合いをビシビシ感じる目標に見えますが、悲しいことにやる気や気合いほど信用できないものはありません、残念ながら。

この場合の問題点は

数字がないこと(ゴールが明確でないと頑張りようがないから)

「どうしても着たい服が手元にあるんだからゴールは明確でしょ〜」と思うかもしれませんが

それだけで確実にやせられる人は、自分の意志の力以上に「その服を着なければならないめちゃくちゃ重い理由」や「誰かからの強烈なプレッシャー」などがある場合が多いはずです。

と言う訳で、対処法としては

期限や目標値を誰でもわかるような数字で示すこと

が必要です。

今回の例であれば

  • 〇月〇日までに(期限)
  • 体重〇kgになる、体脂肪率を〇%にする(目標値)

場合によっては、ウエストや腕回りなどの一部パーツに絞った目標設定が必要になるかもしれませんが数字を使ってゴールを明確にすることで、1ヶ月・1週間・毎日・・と進捗状況を細かく管理することが可能になります。

行動内容や目標がテンションや思いつきではなく、いつ見てもブレないゴールが明確にわかるように数字を使うことで三日坊主率がググッと下がります。

③三日坊主になる目標の書き方→自分が「心地よい」言葉を使う

特に意識することなく、自然に使ってしまう言葉ってないですか?

  • 「絶対に頑張る!」
  • 「死ぬ気で努力する!」
  • 「徹底的に心がける!」

みたいな自分のお気に入りフレーズのことですが、これが問題です。

自分にとって心地よく、できると勘違いする言葉を使うこと

例えば、ダイエットに必要な健康管理のために「早寝を心がけ早起きを徹底する!」と目標を立てたとしても

何時に寝る?、何時に起きる?、どうやって?、道具や物は必要?・・・

具体的な実践方法「動き方」が決まっていないと、そもそも行動には移せません。

そこで、対処法としては

誰でもわかる言葉や数字を使って文字にすること

「23時に寝て6時に起きる ※最初の1ヶ月はめざまし時計+先に起きている家族に起こしてもらう」と具体的に書かれていれば、これを読んだ誰もが同じ理解をします。

書いた本人は、実践の準備として寝るまでの時間をどのように過ごせばいいのかが見えてきます。

人間にとって「言葉」はとても重要で、「言葉」の影響は絶大です。

書かれている内容が曖昧だったり、どのようにでも解釈できる目標ではなく、客観的にスッと理解できる書き方を意識することで三日坊主率がグググっと下がります。

まとめ

三日坊主を招かない書き方とは

  1. 「太らない体を手に入れる!」→ 否定形を使わず肯定形で
  2. 「あの服を着るために死ぬ気でやせる!」→ 期限や目標を数字で
  3. 「やせるために、絶対に・死ぬ気・徹底的に/頑張る・努力する・心がける!」→ 客観的に理解できる言葉で

この3点を意識することです。

長々と書いてきましたが、なんかピンと来なかったという人もこれだけは覚えておいて欲しいです!

とにかく

「誰が読んでもわかるように書く」

「誰でもわかる」=書かれている内容や目標を見た人が全員同じ行動をイメージできるという意味です。

自分が書いたメモや手帳は一旦閉じて翌日の朝にもう一度読み直してみてください、友だちが書いた目標を確認するかのように。

この確認方法で内容が理解できれば、きっと三日坊主にならないはずです!

書き方のコツはわかったけど、これだけで本当に三日坊主を卒業できる?と不安な人は

をぜひ読んでみてください!