なかなか行動できない自分を改善するための3つの方法

こんにちは、コンドウです。

未来を変えたければ、「今」行動あるのみ

と聞いて「確かにそうだよな!」と一瞬テンションが上がっても、すぐにいつも自分に戻る。

そして、自己嫌悪に陥ってしまう。これは多くの人が日常的に繰り返しているよくある光景です。

そもそもの話をすると、人間(の脳)は、心地いい場所から出て、新しいことにチャレンジすることが、すごく苦手で嫌いです。安定を失うことに恐怖すら感じます。

それが、自分の中での優先順位や重要度が高くない(生命や生活を脅かさない)ことにチャレンジするとなると、脳はなおさら動かない理由を探し始めてしまいます。

  • とにかく行動したい気持ちはあるのに、全然前に進めない
  • やればできる自信はあるのにはじめの一歩を踏み出すのがこわい
  • 誰かに背中を押してもらえれば行動できるはずなのに

こんな感じでモヤモヤしている人が、僕の身近にもたくさんおられます。

そういう状況の人にお伝えするのが

  • 目標は段階的に立てる
  • 持っているものを少しずつ手放す
  • 完璧主義の呪縛から逃れる

この3つが行動できない自分を改善するための対策となります。

目標は段階的に立てる

例えば、あなたが、新しい趣味として登山を始めるとします。

まだ、登山に関して知識は少ないし、体力もないし、もちろん経験値も低いわけです。

それなのに、いきなり目標をエベレスト登頂にしますか?

「そんな無茶な目標あるかい!」ですよね〜。

まずは、実現可能な目標:低い山の登頂成功

そこから、段階的により高い山の登頂に目標を変えていくはずです。

新しい行動を始める場合でも同じです。

例えば「ウェアとシューズ代で5万円かかるけど、この初期投資をモチベーションにしてランニング習慣を身につけよう」なんて考え方は無意味&危険です。

段階的な目標の立て方とは

STEP

平日、土日祝で確実に捻出できる自分の時間を探す

STEP

自分の時間が見つかったら実際に確保してみる

STEP

時間の確保ができたらすでに持っているウェアとシューズでウォーキング

こんな感じのスロースタートで始められるようにします。

このように、計画的に段階を経て目標をひとつずつクリアすれば、それだけでその数だけ得られる新しい体験があります。

それは、たとえ成功体験でなかったとしても、確実に行動できる自分になる「推進力」に変わります。

ひ、今の目標が段階的に設定できているか、見直してみてください!!

持っているものを少しずつ手放す

両手が荷物でふさがっていると、これ以上新しい荷物を持てないのと同じように、新しい行動習慣を増やすためには、今、あなたが持っている「何か」を必ず手放す必要があります。

本当に価値のある時間を過ごすために

  • なんとなく見ているテレビをやめる
  • 大好きなYouTubeの視聴時間を減らす。
  • 通勤時間に寝るのをやめて、読書に充てる。

お金も必要なのであれば

  • 100均で無駄に買い過ぎない。
  • コンビニでの気まぐれ買いをやめる。
  •  バーゲンに踊らされない。

健康管理も関係してくるなら

  • 自分へのご褒美の夜更かしをやめる。
  • 休日こそ早く起きる。
  • 20時以降は食べないように気をつける。

行動できないと悩んでいる人は、日々の生活習慣や癖になっている行動の中から、自分にとってあまり影響が無さそうな小さなことからコツコツと手放せば、その分だけ行動できる余裕・余地が増えていきます。

意識して「先に手放す」ことを実践しましょう!

完璧主義の呪縛から逃れる

あなたが完璧を求める気持ちが、自身の行動の邪魔しかしないのであれば、行動できない自分を責めるのではなく、絶対にその完璧を疑うべきです。

  • 完璧を目指すことは本当に必要?
  • 完璧を求めるのは何のため?誰のため?
  • 完璧を達成した先には何がある?

この疑問に対する答えが満足のいく内容でなければ、その完璧は幻です。

たとえば、仕事において100点満点をもらえるかどうかは相手の判断次第であり、あなたがいくら完璧にできた!と主張してもその評価を左右することはありません。

それなら、完璧にこだわるのはやめて、自分を完璧の呪縛から解放してあげた方がいいのでは?

それと同時に、習慣となってしまっている完璧主義を発動するのは「ほどほど」にする方がいいです。

なぜなら、完璧主義が一定ラインを超えると、行動を妨げるだけでなく自分自身の心を蝕み、相手に息苦しさを与えるだけで、メリットがないからです。

完璧主義を「ほどほど」に抑えるには、「ちょうどいい加減」もしくは「及第点」でパッと自分にOKを出せるよう、自分の言動を常にコントロールするしかありません。

長い年月をかけて身についた完璧主義は、簡単にはやめられませんが、常に「ほどほど」を意識することで、完璧を求めない自分を受け入れられるようになります。

まとめ

なかなか「行動ができない」から「行動ができる」に変わりたい人は

  • 目標は段階的に立てる。
  • 持っているものを少しずつ手放す。
  • 完璧主義の呪縛から逃れる。

まずは、この3つを実践してみてください!!

年齢を重ねるほど、ついつい見栄やプライドが邪魔をして高すぎる目標や人に言うのが恥ずかしくない目標を立てがちですが、本当は

自分が「できる・いける」と思う行動目標の3割減

くらいでちょうどいいんですよね。

このいい意味での「ゆるくてOK」感がうまく伝われば、行動できる人への変化はもう目の前です!