こんにちは、コンドウです。
ちょっと検索すれば口コミの評価が高く実際に効果が出そうな三日坊主克服アプリがすぐにいくつも見つかります。
そんな手軽に入手できて便利なアプリですが、実際に使用した人のブログや口コミには「効果が出ました〜!」という報告とは逆に「うまく使いこなせなくて」という話も書かれています。
これは当然の結果で、新しい行動を始めるだけでも脳にとってめちゃくちゃ嫌なことなのに「アプリも使う」という手間が増えれば、脳がもっと行動するのが嫌になるわけです・・・
では、どうすればいいのかというと
①三日坊主克服アプリの使用自体が三日坊主克服の邪魔になると意識しておく
②そのアプリを使うメリットとデメリットを事前に理解しておく
③アプリの使用状況を含めた行動をイメージしておく
この3点を意識しておくことで、三日坊主防止アプリを効果的に活用できるようになります!
では、各項目について説明していきますね。
三日坊主克服アプリの使用自体が三日坊主克服の邪魔になると意識しておく
もともと脳は、現状維持・快適で安定した環境が続くのが大好きです。
ですから、三日坊主を克服するコツは
がポイントになります。
つまり、脳と自分とのかけひきに勝てないと三日坊主になってしまうんです。
肝心の脳をだます方法ですが
このアプリ 楽しい! おもしろい!
って実際に言葉にしながらアプリ使うことです(笑顔があるとさらに効果大ですよ〜)
「えっ・・・」って思われたままにするとこの先を読んでもらえないので、補足説明をしますね。
言葉は思考の道具
と言われています。
小さい子供の独り言が多いように、天才科学者がブツブツしゃべってしまっているように、人は
自分の頭の中の考えを言葉に置き換え
言葉を使うことで思いを巡らせる
ことができます。
実際に三日坊主克服アプリを使い始めると、使い勝手や効果などに対して「あれ、こんなはずじゃなかったのに」と思う場面があるかもしれません。
早めに見切って使用を止めるのもアリですが、1週間〜半月くらいは使ってみないと判断がつかないなと感じたら、三日坊主克服アプリを使うときに
「面倒くさい」「効果あるのかな?」「無意味かも」ではなくて「ワクワクする」「使うのが楽しみ」「効果出そう」
と言葉に出してみてください。
こうすることで、脳がアプリを使うという行為を肯定的に受け入れるようになりますので!
少し話が逸れますが、もうひとつお伝えしたい重要なポイントがあります。
「手段の目的化」
という罠です。
三日坊主克服アプリは、あくまで自分がやりたいことを三日坊主に終わらせないための手助けをしてくれる道具であって、アプリの連続記録が伸びていくことに大した意味はありません。
正)習慣にしたい行動をちゃんとやって→アプリに記録・報告する
誤)アプリ上の記録が切れると恥ずかしい、自分にガッカリする→やったことにする
「そんなことわかっているわ!」と怒られそうなことを書きましたが、人間は不合理な生き物です。
身近な話で言えば、本当にお金が欲しいなら直接稼ぐことにつながるお金の使い方をするべきなのに、気軽に宝くじを買ってしまうみたいなことです。
三日坊主を卒業したい動機や叶えたい目標を繰り返し思い出していれば、手段の目的化は起きないと思いますが、多くの人は自分の想像以上に早めに動機や目標を見失いがちなので、念のためお伝えしました。
三日坊主克服アプリを使うメリットとデメリットを事前に理解しておく
例えば「三日坊主克服アプリ」「三日坊主防止アプリ」などと検索すると、様々なアプリの情報が出てきます。
いろいろ悩みまくって何日も過ぎてしまうくらいならパッと決めてすぐに試してみる方が100倍いいです。
とはいえ、そのアプリの特徴やメリット・デメリットくらいは事前に理解しておく必要があります。
例えば、行動管理機能に加えて、承認欲求をくすぐる仕掛けや人の心理傾向(得よりも損することを重視しがち)を利用した仕様になっているなど、三日坊主克服アプリそれぞれに特徴があります。
細かく調べまくる必要は全然ないのですが、何が自分に合っているのかを事前に把握しておくことで、納得感を持って違和感を覚えることなく楽しくアプリを使用・継続できるはずです!
三日坊主克服アプリの使用状況を含めた行動をイメージしておく
三日坊主になりたくなければ、行動計画を小さく・低く・短く・少なく・・・とにかく楽にクリアできるように設定することがとても大切です。
なので、三日坊主克服アプリを使うことでハードルが上がるのは本末転倒です。
そこで
- アプリの使用シーンやタイミング
- アプリ入力の所要時間や締め切り時間
- 利用者同士のコミュニケーション
など、無理なくこなせるように脳内シミュレーションをしたうえで行動計画とセットで実践する自分をイメージしてみてください。
人は行動のうち90%以上を無意識、自動的に行なっていると言われています。
確かに誰もが朝起きて「いつトレイに行こう?」「いつ歯を磨こう?」「朝食は食べるべき?」なんていちいち考えなくても勝手に体が動いてそれらをやってしまっています。
困ったことに、この無意識の行動の「流れ」がスムーズでないと脳をだまして脱三日坊主を達成することはできません。
だからこそ、行動計画に「三日坊主克服アプリの使用」も入れ込んで、ひとつ流れにまとめておくことを強くオススメします!
例えば挑戦する目標を「平日は階段を20段登る!」にした場合
家を出る
通勤で使う駅の階段を20段登る(達成!)
仕事をする
帰宅
アプリで報告
よりも
家を出る
通勤で使う駅の階段を20段登る(達成!)
電車移動中にアプリで報告
仕事をする
帰宅
のように
すでに自動化されている行動と行動の間に習慣にしたい行動をはさむ
2. の方が
行動が連続していて流れに逆らわない=脳の抵抗が少ない
ので習慣にできる確率が上がります。
まとめ
三日坊主克服アプリを効果的に使うためのコツは
①三日坊主克服アプリの使用自体が三日坊主克服の邪魔になると意識しておく
②そのアプリを使うメリットとデメリットを事前に理解しておく
③アプリの使用状況を含めた行動をイメージしておく
の3点+脳が機嫌よくアプリを受け入れてくれるように工夫することです。
それと過度に期待したり、依存したりしないことも大切ですね。