自分のトリセツを作る過程が自己理解に直結する納得の理由

こんにちは、コンドウです。

「何か新しいこと」を始めたい!

そう考えた時に、多くの人はノウハウ収集に走りがちです!

ただ、そうやってインプットを半年・1年・・と続ける間にノウハウの多くは鮮度が落ちていくわけですから、行動せずインプットに特化するのは得策とは言えません。

そこで、行動を始める準備として「自分のトリセツ(取扱説明書)」を作ることをオススメします!

なぜなら

STEP

作成した「自分のトリセツ」を活用し

STEP

どんな状況であっても自分自身をうまくコントロールできるようになると

STEP

三日坊主にならずに新しい行動を習慣化できる確率が上がり

STEP

新しい行動目標を達成することで、望む成果を手に入れられる

このような好循環を生み出すことができるようになり、自己理解を深めるツールである「自分のトリセツ」の作成・更新は、今後の人生における強力な武器のひとつとなります。

そんな「自分のトリセツ」作りについてお伝えしたいのが

  • 「自分のトリセツ」の重要性
  • 「自分のトリセツ」の作り方
  • 「自分のトリセツ」の活用方法

この3点です。

それでは、各ポイントについてそれぞれ説明していきます!

自分のトリセツの重要性

例えば、家電を購入すると、必ずその製品の取扱説明書が存在します。

これは、ご自宅にある家電の取扱説明書をイメージしていただくとわかりやすいです。

その取扱説明書を開くと

  1. 安全上の注意
  2. 各部の名前と働き
  3. 使い方
  4. お手入れの仕方
  5. 困った時は

大抵、こんな構成になっていますよね。

これを「自分のトリセツ」に置き換えると

  1. 安全上の注意→絶対に「やりたくないこと」「嫌な環境」「受け入れられない価値観」などの記載
  2. 各部の名前と働き→自分の棚卸し結果と「強み」「弱み」「長所」「短所」などの記載
  3. 使い方→2の活かし方の記載
  4. お手入れの仕方→ストレス解消方法、自分が元気になれる条件の記載
  5. 困った時は→頼れる家族や友人・知人、仕事仲間やメンターの記載

例えば、こんな感じとなります。

「いやいや、項目が細かいし作成するのが面倒すぎでしょ・・・」

って思った方、確かにその通りです!

ただ重要なのは、お伝えしたような項目に沿ってキッチリと丁寧に作り上げることではなく、その作業の過程です。

何日も時間をかけながら、自分自身を客観視し続ける作業そのものにこそ価値があります!

ですから、これが面倒なら

  • 習慣化の成功率を上げたい
  • 何か新しい仕事を始めたい
  • 副業(複業)・起業をしたい

といった忍耐や粘りが必要で、コツコツ継続することが求められる行動の達成は、あきらめた方がいいかもってくらいに、めちゃくちゃ重要な作業が「自分のトリセツ」づくりなんです。

自分のトリセツの作り方

では、実際にどうやって「自分のトリセツ」を作成するのか。

実は「自分のトリセツ」の作成には前段階があります。それは

「自分の棚卸し」

という工程です。

「自分の棚卸し」の流れは

STEP

自分に関する全てのことを書き出す

STEP

自分の構成要素を分解した「棚卸しデータ」化

STEP

自己理解(本当の自分を知る)の素材準備完了

となっており、「自分の棚卸し」の具体的な項目としては、自分の

  • 強みや弱み
  • 長所や短所
  • 特技や苦手なこと
  • これまで習得してきたスキルや経験値
  • 自然とできてしまう、他人から評価されていること
  • 蓋をしていた夢や本当はやりたいこと
  • 絶対に譲れない信念や価値感

などに関する棚卸しを進めることで、様々な自分に関する隠れた情報が顕在化します。

そうやって手間暇かけて書き出した「自分の棚卸しデータ」を

before→after的に、現状→対処法/理想・目標の型

にまとめることで「自分のトリセツ」が完成します!

自分のトリセツの活用方法

最後に1番重要なことが「自分のトリセツ」の保管場所です。

ベストは

印刷していつも携帯しているスケジュール帳などに挟んでおく

つまり、いつでも手に取って内容を確認できるのが最高の状態です。

それが難しければ、スマホにデータを保存しておくことをオススメします。

なぜなら、自分自身をうまく操縦して最適なパフォーマンスを続けるためには、最新の自分の正しい取扱方法をすぐに確認できることが重要だからです。

その理由は

  • ネット上にある情報は、あまりにも膨大な情報量で正誤の判断がしづらい
  • 世の中で支持されているビジネス書の内容は自分の役に立つとは限らない
  • 日々見聞きする情報の大半は自分にとってネガティブ要素が強い

そんな環境下で経済的・精神的な致命傷を負わず、正しく楽しく自分の仕事(人生)を進めていくためには、自分のことを客観的に知り、トラブル時でもすぐに対応できるように「自分の取トリセツ」を手元に置いておくことが賢明な処世術と言えます。

自分のトリセツに関するまとめ

「自分のトリセツ」を作成し、自分専用のコンパスを手に入れておくことは、自分の力で新しく何かを始める際、迷子にならないための最低限の装備です。

また、自分のトリセツを作成し、頻繁に上書きすることで自己理解がどんどん深まり

  1. 自分を無意味に疲弊させるもの・ことから解放されている
  2. 今の自分が持つ無形の資産・資源(強み、弱み、長所、短所など)を客観的に把握できている
  3. 自分の引き出しをフル活用してを人生を楽しむ方法を見つけられる
  4. 自分が壊れてしまう前にメンテナンスや方向転換できている
  5. 自分が信頼できる誰かに頼る大切さを理解し、適切なサポートを得ている

など、こんな自分を手に入れることができるはずです!

繰り返しになりますが、新しいことに挑戦するときは誰でも不安や心配な気持ちが先行して、破壊力が高そうなノウハウやツールにばかり目を奪われがちです。

そんな誘惑に駆られたときこそ、本当に大切な「ありのままの自分を知る」方法を身に付ける=「自分のトリセツ」づくりに全力で取り組むことをオススメします!