こんにちは、コンドウです。
年齢を重ねると、どうしても増えていくのが「こだわり」です。
こだわることでいい結果につながる場合があれば、悪い結果を招く場合もありますが、行動を習慣にしたい場合は、こだわりを捨てて柔軟に対応できる方が確実に成果につながります。
その理由はシンプルです。
特定の行動を習慣に変えたければ、必要なのは
行動の「追求」ではなく「反復」
だからです。
でも、実際は本質ではない部分に気持ちが引っ張られて無駄に追求してしまい、三日坊主になる人が多いんです。
そこで、人それぞれに様々なこだわりがある中で、特に捨ててほしい3つのこだわりをお伝えしたいと思います。
それは
- 他人との比較癖を捨てる
- 自分への縛りを捨てる
- ノウハウ依存を捨てる
です。
他人との比較癖を捨てる
誰でもついついやってしまうのが「他人との比較」ですよね・・・。
気づいたら、自分と
そして比較の結果、自信を無くしたり自己否定が始まって、行動することをあきらめてしまうわけです。
でも、三日坊主を克服して習慣化を達成するために
比べるべき相手は「昨日の自分」
だけです。
客観的に「昨日の自分」と比べて少しずつ前に進めているか、少しずつ改善できているかさえ毎回クリアしていれば、あとは何も気にしなくて全然大丈夫なんです!
ですから、もしも三日坊主になりそうになったら、その行動を達成している人を比較対象としてイメージするのではなくて、ただ昨日の自分を振り返って
- もっと行動のハードルを下げられないか
- モチベーションが下がった原因は何か
- 自分ではコントロールできない要因がないか
などを自問自答してみてください。
そうすれば、すでに自分のなかにある最適な答えが自然に見つかりますので!
自分への縛りを捨てる
続いては、真面目な人ほどやってしまいがちな「自分への縛り」についてです。
これについてはたったひとつ
完璧主義
で自分を縛ることをやめる必要があります。
なぜなら、完璧主義は習慣化を妨害する強敵だからです。
完璧主義の人には、必要以上に
という特徴があります。
残念ながら、どれも三日坊主に直結する考え方ばかりで、こんな風に自分に対して完璧を求めて逃げ道を無くすような考え方は絶対にダメです。
そこで、これらを
と習慣化につなげやすい考え方に置き換えます。
つまり、自分への縛りを手放すことで
ありのまま・等身大・素の自分を客観的に受け入れて
自分で自分を肯定し認めることで自信に変えつつ
意図的にハードルを下げた目標をコツコツとクリアし続ける
と考え方のクセを変えてみてください。
「ありのままの自分」を意識することはとても大切なので、ぜひ、こちらの記事もどうぞ。
ノウハウ依存を捨てる
※ここでは、行動の習慣化を目指す過程で活用するネットでの検索結果、本や教材等から手に入る全ての情報をノウハウと呼んでいます。
「ノウハウ」に対して、例えばこんなイメージを持っていないでしょうか?
特に自分で苦労して探し当てたノウハウについては、なんの疑いもせずに信用してしまうでしょう。
ですが、この「ノウハウ依存」と言える状態をそのまま放置してしまうとまずいです。
なぜなら、ほとんどのノウハウは
自分用に作られていない、自分に合わないもの
つまり、あなた以外の誰かが成果を出した結果をまとめたものだからです。
それなら、「世の中のノウハウ全てに価値がないと言いたいの?」
と思われたかもしれませんが、もちろん、そんなことはありません。使い方次第です。
ノウハウを最大限に活用するためには
まずはノウハウのとおりにやってみる
「自分のフィルター」を通しながら検証してみる
自分に合う要素を抜き出して整理して作り変える
この手順で情報を「自分用」に変えていくことが大切です。
例えば
ネット検索で見つけたレシピのとおり料理を作る
自分の好み、腕前、持っている調理器具や調味料などを考慮する
調理環境や自分の味覚に合う調理方法を見つけて自分用のレシピに更新する
こんなイメージです。
ご存知のとおり、ノウハウは魔法ではありません。また、楽して簡単に成果を得るための道具でもありません。
でも、自分の性格や行動パターンなどに合わせた「自分専用ノウハウ」に作り変えることさえできれば、確実に目標達成の助けになります!
最後に
習慣化するために捨てるべきこだわりとして
- 他人との比較癖を捨てる
- 自分への縛りを捨てる
- ノウハウ依存を捨てる
の3つについてお伝えしました。
補足となりますが、「こだわり」を”職人のこだわり” ”こだわりが詰まった最高傑作”のようないい意味で使う言葉に限定するなら
「執着(ひとつのことに心をとらわれて離れられないこと)」に置き換えて読んでもらった方が腹落ちするかもしれません。
ぜひ、こだわりあるいは執着を手放して、身軽になることでご自身で設定したハードルを超えていってもらえればと思います。