こんにちは、コンドウです。
何かのコンサルに申し込んでみようかなと悩むとき、気になることのひとつに、自分が
「このコンサルタントと相性が合うかどうか」
があると思います。
いくら有名で実績があって評判が良くても、あなたが話していてしんどくなるコンサルタントさんであれば、契約期間の最後まで、気持ちよくコンサルを受け続けることが出来なくなってしまいますよね。
そうなると、時間とお金が無駄になるだけでなく、心が折れてしまうことでせっかく挑戦してみたかったことや、思い描いた夢を諦めてしまうきっかけになってしまうかもしれません。
あくまで僕の主観ではありますが、これまでの経験からこういう話し方をするコンサルタントさんならオススメ!という判断基準があります。それは
- 質問にちゃんとした意味と意図がある話し方
- 論理的な話し方よりも気遣い・愛がある話し方
- 口調・語調にストレスを感じさせない話し方
- あなたに合わせた話し方
の4点です。
これらをコンサル契約前に確認できる事前説明会のような機会があればベストです。
もしそれが難しい場合は、そのコンサルタントさんのアウトプットしている情報(ブログ・SNS・動画など)から、ある程度は相性の良し悪しを想像してみてください。
質問にちゃんと意味と意図がある話し方
コンサルタントに限らずですが「その質問ってする必要あります?」というようなことを聞く人がいます。
家庭や職場であれば、しれっと受け流せば済みますが、コンサル期間中はそういう訳にもいきません。
例えば
- コンサルタント自身の知識をひけらかすための質問
- 精神的に上下関係や主従関係を作り出すための質問
- 答えが決まっている・決められている質問
- あなたを否定する・とがめるためだけの質問
などなど。
もちろん、クライアントさんのためを思って厳しくて難しい質問をされる場合があるかもしれません。
時には状況を理解してもらうために、意図的にそのような質問を選んでいるのかもしれません。
でも、その質問によって、クライアントさんが傷ついたり、テンションやモチベーションが下がるのであれば、やっぱりその質問を挟むことなくストレートに答えを伝えればいい、クライアントさんにとって耳が痛いことがあっても、遠回りな質問に置き換えず、そのままを話せばいいと思います。
意味のある質問とは、常にクライアントさんの要望を叶え、目指すゴールに導くための質問であるべきです。
会話をしていて「今の質問は???」と戸惑ったり、回答に困る回数が多い場合には、コンサル期間中はさらにそうなることが予想されますので、注意が必要です。
論理的な話し方よりも気遣い・愛)ある話し方
フレームワークを使って、論理的で理路整然とした話し方をするコンサルタントさんは、きっと優秀な人なんだと思います。
話の内容に無駄がなく、やるべきことを端的に・的確にアドバイスしてくれるでしょう。
また、論理的な話し方には、コンサルタントさん自身の感情が反映しにくいため、客観的で一歩引いた「指示」や「意見」がもらえます。
こういうコンサルタントさんが好きな人も多くいらっしゃると思います。
でも、コンサルを受けていて成果が出やすいのは、論理的な話し方よりもあなたへの気遣いや愛がある話し方をするコンサルタントさんの方じゃないかなと個人的には考えています。
コンサルティングが人と人との会話の積み上げである以上、大切なのはお互いの気持ちがそこに在るかどうかです。
家族・友達・恋人・上司・同僚・・・どんな間柄であっても感情を横に置いてしまって論理的な話し方を続ければ、必ず関係性は悪くなります。
コンサルだけが論理的な話し方でも大丈夫なはずがないんですよね。
あなたへの話し方が、人間味があって親しみを覚えるコンサルタントさんの方が、自然に腹に落ちるコンサルを提供されると思います。
口調・語調にストレスを感じさせない話し方
まず、きつい話し方をする人は、ほとんどが無意識で悪気がないからです。
言ってみれば、クセみたいなものです。
日常生活で「その〇〇のクセが嫌いだから、そばにいたくない!」
という人が身近にいれば、自分の意志でうまく離れるのに、コンサルなら我慢できるだろうと考えるのは、少し無理があります。
もちろん、強い話し方を意図的にするコンサルタントさんもいらっしゃいます。
自分が教え込まないと、自分の言うことを聞かせないと、クライアントさんの結果が出ない。
「愛のムチ」だから問題はないというスタンスです。
本当にクライアントさんのためを思ってであれば一理あるかもしれませんが、自分の思うようにさせたいとか、自分の実績に傷をつけないためという理由だったら、かなり違和感があります。
ただ、言い方次第で同じ言葉でも感じ方・受け取り方が全く変わりますから、口調・語調にストレスを感じないコンサルタントさんを探す方がいいですね。
あなたに合わせた話し方
最後に、コンサルタントさんが言いたいこと・話したいことを、あなたに合わせて話そうとされているかどうかです。
主語が、コンサルタントさんなのか、あなたなのかと言った方がわかりやすいかもしれません。
実際にコンサルが始まると、常に手と頭を動かして行動をし続けるのはあなたですから、主役であるあなたに伝わらない話し方は、内容の優劣に関係なく、意味がないものになってしまいます。
コンサルタントさんが用意した決まった形があるのか、あなたに合わせた形を作る柔軟性があるのかは、あなたのことを意識した話し方されるかどうかで判断してみてください。
まとめ
あなたと相性が合うコンサルタントを見つける方法のひとつ「話し方」で選ぶポイントは
- 質問にちゃんとした意味と意図がある話し方をする人
- 論理的な話し方よりも、気遣い・愛がある話し方をする人
- 口調・語調にストレスを感じさせない話し方をする人
- あなたに合わせた話し方ができる人
です!!
コンサルを検討するときは、カリキュラムと費用(コスパ)に注目しがちですが、契約期間中に重要となってくるのは、間違いなくコミュニケーションが快適かどうかの方です。
コンサルの活用を検討される場合には、ぜひコンサルタントの「話し方」も判断基準のひとつに加えてみてください。